法人設立はクラウド会計で簡単にしかもお安くできます
法人を設立することはfreeeなどのクラウド会計を使えば個人でも簡単にそして安くできます。
こちらはfreeeのWebページ 会社設立に載っている設立費用比較です。
freeeでは定款準備で電子定款を使えるため印紙代がかからず個人が自分で申請するよりも安く会社を設立することができるのです。
もちろん、申請は自分で行わなければなりませんが、会社設立の準備から事業開始までに必要な手続きをfreeeが丁寧にサポートしているので専門家に相談しなくても会社を作ることができます。
この様に個人が会社設立する障壁は以前に比べて低くなっていると言えるでしょう。
しかし、会社設立が目的ではありません。設立した後に会社のパフォーマンスをどのように上げていけるのかが重要になります。
以上のことを踏まえて、会社設立の手順を簡単に追っていきます。
会社設立の流れ
会社の基本事項を決める
商号(会社名)や事業目的、資本金の額などを決めます。ここが甘いと設立後に悔やまれることもあります。
例えば、資本金は1円からでも大丈夫ですが、それでは会社の運営が何もできません。運営に困らないある程度まとまった金額の資本金が必要です。
定款の作成・認証と資本金の入金
設立前には上記の基本事項を定款(会社の基本的なルールをまとめた書類)に記載すれば良いです。freeeのサポートどおりに行っていけば大丈夫です。
一方で設立後の事業計画書も作っておければ、会社の方向性が明確になりスタートダッシュができますね。事業計画書とは、事業内容や企業の戦略・収益見込みなどを説明するための書類です。事業の立ち上げや継続に必要な資金を調達する際に必要となります。
登記用書類の提出と登記完了の届け出
定款が完成し資本金を入金したら登記に必要な書類(印鑑証明書や発起人の決定書、株式会社設立登記申請書など)をまとめ法務局へ申請します。登記が完了後、登記完了書類を関係省庁に提出して終わりです。
銀行口座の開設
銀行口座の開設はメガバンクや地方銀行、信用金庫とたくさんの銀行があり、どれも同じようなサービスを提供しているように見えますね。その中で法人設立を考えている方にはGMOあおぞらネット銀行の法人口座をおすすめします。なぜならGMOあおぞらネット銀行は法人の利便性と費用を抑えてくれる色々なサービスを提供している銀行だからです。
おすすめ理由
更にこれらのおすすめに加えて3つの推し理由があります。
一つ目は、GMOあおぞらネット銀行は、フリーランス向け「お金と保険」のサービス【FREENANCE(フリーナンス)】との親和性が良い点が挙げられます。
【FREENANCE(フリーナンス)】は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営していて、多くのフリーランスが持っている下記の悩みを解決することができます。
1.フリーランスはクライアントによって支払いサイクルがばらばらなので、お金で悩みがち →報酬の即日払いサービスを利用することで解決できる
2.フリーランスは、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故は基本的にすべて自己責任 →無料で口座を開設するだけでフリーランス特化型の損害賠償保険「あんしん補償」が 全ユーザーに自動付帯される
銀行口座にフリーナンス口座を経由させるだけで、この嬉しいサービスを使うことができます。フリーナンスの口座開設料や維持手数料は無料です。フリーナンス口座に振り込まれた報酬は GMO あおぞらネット銀行なら平日毎日、他行なら毎週 1 回と月末月初に、あなた自身の銀行口座に振替られるシステムになっています ( 振込手数料はフリーナンスが負担 )。
入金確認メールは入金日朝一番にフリーナンスから届きますし、GMO あおぞらネット銀行なら入金振替は同日の午前中に終わるのでストレスはありません。
尚、報酬の即日払いサービスを利用する場合は、3〜10%の手数料が取られます。私の場合はこのサービスは利用していないので手数料は発生せず、保険のメリットだけを享受しています。もし初めての取引先に不安を感じたら、私も手数料を払って即日支払いサービスを利用するかもしませんが、今のところその必要性は感じていません。
GMO あおぞらネット銀行とフリーナンスは一人社長の法人口座に対応してくれるとってもありがたいシステムなんです。
二つ目は、GMO あおぞらネット銀行VISAビジネスデビットカードの利用で支払いの最大1%がキャッシュバックされることです。与信審査なし、年会費無料、第三者の不正利用補償も1000万円もついています。
備品・商品購入から、広告費、交通費・出張費、公共料金・税金などデビッドカードの使い方は自由です。クレジットカードではないので会計処理も簡単です。
三つ目の推し理由は、「あんしんワイド」ビジネスローンです。創業初年度や赤字決算でも担保・保証人不要で審査を受けることができます。2022年5月より最大1000万円まで借り入れができるようになりました。審査申し込みから借り入れまで最短2日ですべてオンラインで完結できます。
いかがですか。このようにGMO あおぞらネット銀行は法人向けにたくさんの有益なサービスを提供しています。
追記:GMO あおぞらネット銀行は2023年1月16日よりPay-easy(ペイジー) に対応!ご自宅のパソコンやスマートフォンから国庫金納付や社会保険料等を簡単に支払いできるようになりました。
会社設立のデメリットもしっかりと理解する
法人を設立することで会社の信用を得られるなど色々とメリットがありますが、デメリットもあります。
まず、決算で赤字になっても税金はゼロではなく、住民税は毎年払わなければなりません。正確に言うと住民税のうち均等割部分の税金で8万円前後かかります。
また税務申告が個人事業主に比べ複雑になり面倒です。場合によっては税理士などの専門家に依頼する必要があります。また税務申告だけでなく社会保険の加入など法人の事務負担も増えます。ある程度の収入が見込めないで法人を設立してしまうと不慣れな事務処理に追われてしまう可能性もあるので注意しましょう。
専門家に依頼すれば、本業に専念できるのでメリットもありますが、そのためにはしっかりと利益をあげる必要があります。
もっとも現在はクラウド会計もあり事務処理は軽減されています。また税務署や関係機関に問い合わせれば解決できない問題はないと思います。
全てのことができると言うことは全てのことをやらなければならないと言うことです。以上のことを承知で一人社長を楽しんでいる人は世の中にたくさんおられます。